あらすじ: タイに赴任して半年。タイ生活にも慣れてきた投資初心者のたつぞーですが、毎月渡される給与明細を見るたびにテンションが下がっていました。「せっかくタイで働いているのに、税金でこんなに持っていかれるなんて…」。耐えかねたたつぞー(節税・投資の初心者)は、社内で“お金のスペシャリスト”と噂されるFP保有者の節子先輩(節税のプロ)のもとへ駆け込みます。
■ 「タイの所得税、高すぎませんか!?」
節子先輩、助けてください! タイって「微笑みの国」のはずですよね!?なんで僕の給与明細はこんなに「微笑めない税金」が引かれてるんですか!?
555!たつぞー君、ついにタイの所得税の現実に気づきましたね。 そうなんですよ、タイは物価や人件費が安いイメージがありますけど、所得税率は最大35%まで跳ね上がりますからね。日本の給与感覚でいくと、引かれている税金額にビックリして二度見する駐在員や現地採用の方はすごく多いんです。
二度見どころか三度見しましたよ! 同僚に愚痴ったら「節税したいならThai ESG(タイ・イーエスジー)を買えば?」って言われたんですけど、これって何なんですか?「ESG」って言われても、怪しい環境ビジネスの投資とかじゃないですよね……?
怪しくないですよ!(笑) Thai ESG(Thailand ESG Fund)は、タイ政府が正式に認めている節税メリット付きの投資信託です。今タイで働いている日本人にとって、一番使いやすくて手軽な節税商品なんですよ。
■ そもそもThai ESGってどんな制度?
たつぞー君: 一番使いやすい!?でも「投資信託」って聞くだけで身構えちゃいます……。本当に大丈夫ですか?
節子先輩: 仕組みはめちゃくちゃシンプルです。ポイントは大きく3つだけ!
- 年間最大30万バーツまで「所得控除(節税)」ができる
- 他の年金枠(RMFやPVD)とは「完全に別枠」で使える
- 買ってから「5年間」持っていれば、いつでも売って現金化できる
たつぞー君: えっ、30万バーツ(約120万円)も節税の枠があるんですか! ちなみに、1番目の「所得控除」って、具体的にいくら戻ってくるんですか?
節子先輩: 例えばたつぞー君の所得税率(限界税率)が20%のゾーンだとして、Thai ESGを10万バーツ分買ったら、20%分の「2万バーツ(約8万〜9万円)」が丸々税金から戻ってくる(還付される)イメージです。
たつぞー君: ええっ!?10万バーツ買ったら、その瞬間に2万バーツ分お得になるってことですか!? バンコクの屋台でシンハービールとガパオライスが何十杯飲めるんだって話ですよ!!
節子先輩: ビール換算(笑)!でもまさにその通り。実質「確実に20%のリターンが約束されている投資」みたいなものなので、やらない手はないんです。
■ 【タイあるある】「帰国問題」と5年ルールの神解法
たつぞー君: でも節子先輩、タイの節税といえば「RMF(退職投資信託)」とかもありましたよね?何が違うんですか?
節子先輩: 良い質問です!RMFは「55歳になるまで引き出せない」という厳しいルールがあるんです。たつぞー君、もし2〜3年後に会社から「来月で日本へ帰任ね!」って突然帰国辞令が出たらどうします?
たつぞー君: うわっ……!タイ駐在員あるあるじゃないですか。「来月帰国!?」って居酒屋で泣きながら送別会するやつ……。そうなったら55歳までタイの銀行口座を放置しなきゃいけないんですか?
節子先輩: そうなんです。口座管理も面倒だし、途中で解約すると罰金(ペナルティ)を取られちゃいます。 でも!Thai ESGなら年齢に関係なく「購入日から満5年」経てば非課税で売却して日本に送金してOKなんです。
たつぞー君: 5年!それなら帰国時期の計算もしやすいし、最悪帰国後もちょっと待てば売却できますね。
節子先輩: さらに、RMFや会社のPVD(プロビデントファンド)は全部合わせて「50万バーツまで」という合算枠があるんですが、Thai ESGはその50万バーツ枠とは別の「完全な独立枠(30万バーツ)」なんです。だから他の節税をやっている人でも、追加で枠を使えるんですよ。
■ 損したくない!どんな商品を選べばいいの?
たつぞー君: かなり魅力的に思えてきました!でも投資だから、暴落して損することもありますよね……?
節子先輩: タイの株式市場は変動しますからね。でもThai ESGは、自分のリスク好みに合わせて中身を選べるんです。大きく分けて3つのタイプがあります。
- タイ国債・政府保証債券型(超ローリスク)
タイ政府の国債などで運用。「株価の暴落を避けて、とにかく安全に節税効果だけを得たい」人向け。 - タイ株式型(中〜ハイリスク)
PTT(石油大手)やAOT(空港公社)などタイの優良企業の株に投資。「タイの経済成長による値上がり益も狙いたい」人向け。 - バランス型(ミドルリスク)
株と国債を半分ずつミックスしたタイプ。
たつぞー君: へぇ〜!「値下がりしてヒヤヒヤしたくない!」という僕みたいなチキンは、①の国債型を選べば安心なんですね。
節子先輩: その通り!FP的にも、「絶対に減らしたくない初心者の方」には国債型(ファンド名にSIやGBとつくもの)から始めるのをおすすめしています。これなら投資というより「節税用の定期預金」に近い感覚で使えますからね。
■ どうやって買えばいいの?
たつぞー君: 買い方は難しいですか?平日に休みを取って、言葉の通じないタイの証券会社に行かないとダメですか?
節子先輩: わざわざ窓口に行かなくて大丈夫です! 普段使っているタイの銀行アプリ(カシコンのK PLUSや、SCB EASY、バンコク銀行など)から、ベッドでゴロゴロしながら3分で買えますよ。
- 銀行アプリの「Investment(投資)」を開く
- 検索窓に「THAIESG」と打ち込む
- 買いたいファンド(国債型など)を選んで購入ボタンを押す!
たつぞー君: スマホで完結するなら、僕でもシーロムのカフェでタイティー飲みながらできますね!
節子先輩: (笑)。注意点として、年末ギリギリになると銀行アプリのサーバーが重くなったり、注文受付が間に合わなくなったりするので、思い立ったら早めに買っておくのがコツですよ!
分かりました!今夜、さっそく自分のK PLUS(銀行アプリ)で「THAIESG」って検索してみます。 税金で減っていた手取りを取り戻せると思うとワクワクしてきました!節子先輩、ありがとうございました!
どういたしまして!無事に買えたら、また教えてくださいね。
(※この後、たつぞー君は無事にThai ESGを購入し、第2話の「保険控除」へと進んでいきます!)