前回までのあらすじ: 節子先輩のアドバイス通り、スマホアプリで無事に節税投資信託「Thai ESG」を購入できたたつぞー。節税の面白さに目覚めた彼は、「もっと手取りを増やせる方法はないか」と、再び節子先輩のもとへ駆け込みます。
第1話がまだの方はこちらを先にお読みください。
■ 第一歩をクリアしたたつぞー、さらなる節税へ
節子先輩!おかげさまで「Thai ESG」の国債型ファンド、無事に買えました!アプリの控除証明画面を見たとき、「これだけで何万バーツも戻ってくるんだ…!」って震えましたよ。
おお、たつぞー君!有言実行、素晴らしいわ! 節税の第一歩クリアおめでとう。で、今日はかなり目が輝いているわね?(笑)
フフフ……ただ……人間、一度お得な体験をすると欲が出るものでして。「Thai ESGの次」は何をすればいいですか!?
いい顔になってきたわね! 投資の次は、お金を新しく投資するリスクを取らずに手堅く使える「ステップ2:保険(生命保険・健康保険)の控除」に行こうか!
■ タイの「保険控除」ってどうなってるの?
たつぞー君: 保険ですか!日本でも生命保険料控除ってありましたけど、タイにもあるんですね。
節子先輩: あるわよ!タイの保険控除は、大きく分けてこの2つ。
- 本人の健康保険(医療保険):最大 25,000バーツ 控除
- 本人の生命保険:最大 100,000バーツ 控除 (※両方合わせて合計で最大100,000バーツが上限)
たつぞー君: えっ、10万バーツ(約40万円)も控除枠があるんですか!
節子先輩: そうなの。もしたつぞー君がタイのローカル保険会社で医療保険や生命保険に入っているなら、その支払った保険料がそのまま所得控除になるのよ。
たつぞー君: なるほど!あ、でも僕、会社で医療保険(グループ保険)に入っているんですけど、自分で個人保険にも入った方がいいんですか?
■ 【タイあるある】「屋台のお腹壊し」と保険の話
節子先輩: 良い質問!会社のグループ保険の保障内容によるかしら。 ……たつぞー君、タイに来てから、ソムタム(パパイヤサラダ)やローカル屋台でお腹を壊して病院に駆け込んだことってない?
たつぞー君: ギクッ!!……実は先月、屋台の唐辛子たっぷりのタレにやられて、サミティベート病院のデラックスルームに一泊しました……(涙)
節子先輩: やっぱり!(笑)タイの私立病院ってホテルみたいに豪華で手厚いけど、医療費が驚くほど高いのよね。一泊の入院で数万バーツ飛んでいくこともザラだし。
たつぞー君: そうなんです!会社の保険だけだと上限を超えて、少し持ち出しになっちゃって……。
節子先輩: そういう場合、「個人の医療保険を追加で1本入っておく」のは大いにアリ。医療費の自己負担をカバーしつつ、払った保険料は最大2万5千バーツまで節税に回せるからね。「備え」と「節税」のダブルメリットよ。
■ 保険控除を使うときの注意点!
たつぞー君: それ最高じゃないですか!さっそく医療保険の上乗せを検討してみようかな。何か注意点はありますか?
節子先輩: 大事な注意点が2つあるわ!
- 「タイ国内の保険会社」であること
日本で契約している日本の生命保険や、クレジットカード付帯の保険はタイの控除対象外。 - 保険会社に「節税利用の同意(Consent)」を出しておくこと
最近はオンラインで「この保険料をタイ国税局の控除に使います」と同意ボタンを押しておかないと、自動でデータが飛んでいかないの。
たつぞー君: おお、アブナイ……日本で入ってる保険を申告するところでした。 まずは自分の会社で入っている保険のカバー範囲を確認して、足りない分をタイの保険で補うか検討してみます!
節子先輩: 完璧な理解です!節税しながらタイでの安心も買えるから、ぜひチェックしてみてね。
(※この後、たつぞー君は無事にタイの保健を購入し、第3話の「PVD・RMF控除」へと進んでいきます!)