サワディーカップ!Tatsuzooです。
今回の記事ではタイに海外赴任中のサラリーマンである私が考えるタイ在住でも始められる経済的自由を目指す方法を少しだけ紹介していこうと思います。
私は日頃から「稼ぐ」をテーマに経済的自由を得るためさまざま方法に挑戦しています。
特に「副業・投資」に重きを置いていますが、ここでは経済的自由に近付くために【タイ在住中】と【日本帰任後】、どちらでも行動できることを書いていこうと思います。
かなり長くなっていますが、海外でできる経済的自由までの道が少しでもご参考になればと思い書きましたので、最後まで読んでみてください。
目次
経済的自由とは
突然ですが、実は日本は「自由先進国」なのをご存じでしょうか。
「宗教選択の自由」「思想の自由」「表現・報道の自由」「居住の自由」そして「職業選択の自由」
こうして見てみると自由のある恵まれた国であることが分かりますね。
例えば近隣の巨大な国は表現の自由があまりありません。
ただ、職業の選択は自由にできても、経済的自由はないんです。
経済的自由があれば、働いても働かなくても自由。と言うことです。
職業選択の自由がある時点で、まず国が皆さんに「働きなさい」と言っているようなものですよね。
でも実際には日本の上位2.4%の富裕層は働かなくても生活ができる経済的自由を持っている人なんです。
皆さんはお金持ちの定義わかりますか?
年収が1億円の人?
1億円以上貯金がある人?
私はこの答えについてこちらの本を参考にしています。
【本当の自由を手に入れるお金の大学】
詳しくはコチラ
私が投資やお金を稼ぐことに興味を持ったのも、この本を読んだからです。
私のバイブル本であり、この記事の内容にも大きく影響を与えてくれています。
話を戻して、結論を言ってしまうと厳密にはどちらも違います。
この本では「お金持ち」をこの様に定義しています。
「生活費よりも資産所得が多い人」
生活費<資産所得
これだけではピンと来ていない人もいるかもしれないので具体例を挙げてみます。
仮に、1ヶ月の生活費が50万円かかるとします。
この場合、働かなくても入ってくる不労所得が50万円以上ある人はお金持ちということ。
一見簡単そうに聞こえますが、これを実現させるためには、5%の利息配当が付く金融商品に投資するとしても1億円が必要。
1億は簡単ではないですが、経済的自由。欲しくないですか?
もちろん私も欲しいです。
しかし正直なところ普通のサラリーマンがいきなり経済的自由を得ようとするのは難しいのです。(私はまず3,000万を目標に始めることにしました。)
でも、もし
・今から始めることで少しでも近づけるとしたら?
・タイでも始めれることがあるとしたら?
今すぐに始める。または今のうちに始めておいて、日本に帰ってから爆速スタートをかけるのが賢いやり方だと思っています。
経済的自由を目指すために今すぐ始めるべきこと
- 貯める(支出カット)
- 稼ぐ(給与→事業副業)
- 増やす(○長期投資、×投機)長期投資には「2.稼ぐ」が必要になる
- 守る
- 使う
1~3.は非常に重要な項目であると考えていますので、以下にて解説していきます。
貯める:大きい固定費を見直してみる
この支出カットは細かい節約を言っているのではなく、下記の様な大きな固定費を見直すことで不要な支払いを減らそうというものです。
カットできそうな固定費4つを挙げてみます。
カットすべき固定費
- 通信費
- 保険
- 車
- 税金
固定費1:通信費
【メリット】
・現在のプランにもよりますが、最大で約5,000円/月 が抑えられるはずです。
(大手キャリアも相次いで値下げしているが格安SIMに価格では勝てない)
【デメリット】
・キャリアドメインのメールアドレスがない
・大手キャリアと比べると混雑時間通信速度が遅くなる
いくつかデメリットもありますが、結構不要なものばかりではないですか。
日本人は大手だから安心という考えが強すぎると思います。
固定費2:保険
なぜなら日本は社会・国民保険や医療保険がしっかりしているからです。
ある程度のことならこれらで賄えてしまいます。
つまりはオーバースペック状態なのです。
あなたは車に乗るときヘルメットを被りますか?
F1レーシングカーなら被るべきですが、普通そこまでせずシートベルトだけですよね。
この様に事故の確率が高く、損失も大きいものは下記表④に分類されます。
また、車両保険については確率も低く、大衆車であれば損失も少なく下記表①に分類され、
ちょっとした事故であれば確率は高いものの損失は少なくてすむので下記表②に分類される。
ただし、対人対物だけは確率は低いのに、もし起こってしまった時の損失が大で表③に分類される。
この様に4組に分けて表すことができてしまいます。
確率低 | 確率高 | |
損失小 | ①貯金で備える (車両保険) | ②貯金や安価な保険で備える (ちょっとした事故) |
損失大 | ③保険で備える (対人対物) | ④近寄らない (F1レーシングカー) |
まとめると③保険で備えるの組だけ考えればいいというわけです。
確かに貯蓄型保険で私達が蓄えているお金は運用に廻され、利益は返ってきます。
しかし、かなりの手数料を支払うことを理解する必要があります。
本当に投資をしたいのならば手数料が安くて率の良い投資をした方がいいですよね。
そういう意味で、手数料が安い投資先は他にもありますよ。
(この投資先については、3章 増やす でもっと説明します。)
他にもグループ③に分類されるものに火災保険が挙げられます。
火災も確率は低いですが、起こった場合は多額の損害が発生します。
固定費3:車
リセールバリューという言葉をご存知でしょうか。
物の価値というのは買うときが一番高く、時間とともに下がります。
また、車を所有するには結構な費用がかかります。
買って終わりではなく、税金、点検、消耗品、燃料費、保険とどんな車でもそれなりに費用がかかってきます。
そのため、無くても困らないなら買わないがベストです。
でも車の購入は住む場所にもよります。私が日本に住んでいる時は田舎だったので車は必須でした。
しかし、買うなら古過ぎない中古にするべきです。
新車はあなたが一回でも乗ってしまえば中古となり、その瞬間が1番下落する時なのです。
具体的には3~5年落ちの中古車が台数も多く、値段も落ちているので狙い目です。
- 無くても生活出来る人は買わない
- 必要な人は中古を買う
固定費4:税金
当たり前のことじゃん。
と思うかもしれませんが、ここで言う税金を減らすとは所得税控除のことではありません。
我々労働者のところにお金が来たときには既に税金が取られています。しかも高給取りには限界があり給与所得だけでは税金もたかが知れています。
しかもサラリーマンは源泉徴収で給与をもらう前に税金を引かれています。
これでは普段あまり税金のことを考えないのは当然のことです。
実際1年に1度の所得税控除の時ぐらいしか考えないという方も多いのではないでしょうか。
稼ぐ(給与→事業・副業へ)
この章はちょっと長いです。詳細は後で読みたい方は先に3章「増やす」へ進んでください。
支出カットができたら、次はガッツリ稼ぐことが重要です。
しかし、サラリーマンである以上は稼げる金額に上限があります。
ギャンブル性の高い投機であれば、あるいは目標金額に短期間で到達するかもしれません。
他に稼ぐ方法がないのであれば、勝負にでるのもいいかもしれませんが、失敗したときは痛手ですよね。
つまり税金の観点と総所得(高給取り)のためには、事業をするしかないという結論です。
それはそうですよね。
なのでズバリ!サラリーマンが稼ぐべき方法はこれです。
事業(副業)を立上げる
前述した税金の項目でも書きましたが、サラリーマンは源泉徴収で税金が引かれます。
日本の法律では、他にアルバイトをしている場合収入の大きい方の会社が源泉徴収として税金を取ることになっています。
大概の場合、これで副業がばれます。
ちなみにサラリーマンは法的に副業を禁止されてはいません。(公務員は禁止です。)
下記で解説する副業であれば「公的年金以外の雑所得」となるので普通のサラリーマンであれば「年間20万円以下は申告不要」です。
税金についてこちらのブログがわかりやすいのでもっと詳しく知りたい方は読んでみてください。
事業・副業は「フロー型」と「ストック型」に分けられます。
フロー型・ストック型とは?
フロー型:やればすぐ収入が貰えるが、自分が動かないとお金は貰えない
ストック型:収入を継続的に生み出すシステム
どちらが良いかというのは一概には言えませんが、一度システムを作ってしまったら収入が得られる「ストック型」の方が良いと思いませんか?
稼ぎ方1:ブログ
主に自分でブログサイトを立ち上げて、記事に広告を掲載することで収入を得ます。
必要なもの
- パソコン
- ドメインアドレス契約
- レンタルサーバーの契約
ブログを書くための関連情報
あなたの得意な分野や競争相手のいない分野で始めるのがいいと思います。
稼ぎ方2:YouTube
主に自分で撮影、編集を行いYouTubeにアップデートします。
動画内に流れる広告により収益が発生します。
必要なもの
- パソコン
- カメラ(スマホでもOK)
- 動画編集ソフト
- BGMサイト契約
- Googleアカウント(無料)
チャンネル登録者数が1,000人を超えると広告収入が発生します。
稼ぎ方3:せどり
主に商品を仕入れて、利益をのせた上で売る。商売の基本です。
物を買い占めて価格をつり上げる転売ヤーとは異なります。
必要なもの
パソコン or スマホ
仕入れた商品をAmazonセラー、ヤフオク、メルカリで売るというのが良くある方法です。
重要なのは、この商品はどれくらい需要があり、いくらで売れるのかを調べる「リサーチ力」です。
せどりはこれができればほぼ成功すると言っていいです。
詳しいことはこちらのYouTube動画を見ると理解が深まります。
稼ぎ方4:プログラミング
主にWebサイト作成やアプリ作成の仕事をクラウドソーシングにて請け負い対価として収入を得ます。
必要なもの
・パソコン
・プログラミングソフト(Python、JavaScript、PHP など)
・クラウドソーシング登録
最低でも3〜6ヶ月の勉強が必要なのですぐの収益化は難しいですが、エンジニアとしての技術を習得してしまえば高単価な案件を得ることができます。
勉強するプログラミング言語はクラウドソーシングで検索してやりたい言語を選択してください。
稼ぎ方5:映像編集・文字起こし
主にYouTubeなどの動画を作成・編集や動画のテロップ作成。
そこまで特殊な技術は必要ないので、要領を覚えてしまえば問題ありません。
必要なもの
・パソコン
・動画編集ソフト
・クラウドソーシング登録
稼ぎ方6:ライター
主にWebサイトに載せる記事を書くことが多いですが、クラウドソーシングに出ている仕事によって他種多様なものがあります。
まずどんな仕事があるか確認してみるのがいいと思います。
必要なもの
・パソコン
・動画編集ソフト
・クラウドソーシング登録
中学までの文章能力があれば基本的には大丈夫です。
自分の得意な分野を探して仕事を受けるのがいいと思います。
▼詳細はこちらの記事をご覧ください。
初心者が今すぐWebライターとして稼ぐ方法【主婦や副業でも月3万円は可能な理由】
しかし、作業の安売りも良くありません。
それはなぜか?
副業は長く続けないと利益を得ることができないことが多いからです。
大体初めのうちは稼ぎも小額の場合が多いです。
そのため、興味があること、楽しみながらできそうなこと、これなら長く続きそうだと思えることが大切です。
その中で上手くいったものや楽しいと思えたものだけ続ければOKです。
続けていけばノウハウもわかってくるし、顧客や閲覧者も増える。
仲間も増え情報が入ってくるものです。
何事も一朝一夕には行かないと言うことですね。
どの副業も5万円以下の少ない元出で始められます。損害としてはあなたが時間をかけた「時給分」だけです。
つまりはもし上手く行かなくても大きな負債を抱え込むことなく辞めれると言うのがメリットです。
クラウドソーシングサイトで案件をGet!
有名なクラウドソーシングサイト
クラウドソーシングで仕事を請け負いたい人は上記4サイトを見ておけばまず問題ありません。
特に「クラウドワークス」「ランサーズ」は大手で案件数も多いので、まずはこの2社で探してみてください。
増やす(投資)
増やすと言うのは、まさに「投資」のことです。
稼いだお金を増やすためにお金に働いてもらいます。
生活防衛費を確保する
生活防衛資金の目安
生活費の半年~1年分
何に投資するのが良いか考えましょう
・一般的な利回り相場とは?
世の中にある一般的な投資の利回りで良い相場
年利:5〜7%
これが一般的な年利でかなり率の良いものです。
これ以上の年利を安定して得られるという投資は疑ってかかるべきです。
・基準となるのは4%ルール
前述した5〜7%の中から、4%を生活費に当てるルールです。
これなら元金を増やしながら不労所得で生活ができてしまうことになります。
1億円を5%の金利商品に投資していた場合、500万円/年 利息が入る。
ここで4%(400万円)を生活費に当てると、100万円増やしながら生活できる。
・バランスが取れた投資先は株式投資
では安定して上記の利息を得るためには何に投資するのが良いのか。
私のポートフォリオの中で比率が一番高いのは、米国S&P500指数連動型のインデックスです。
米国株のS&P500指数に連動するインデックスを、ドルコスト平均法で購入する方法
▼詳細は関連記事をご覧ください。
タイで株式投資を始めるのもおすすめです。
タイの証券取引所「SET」には高配当のタイで有名な企業が結構あります。
守る
世の中にはお金持ちに群がる詐欺まがいなものや、ぼったくりが溢れています。
しっかりした情報を獲得し、それらに騙されないようにする。そして節税して資産を守っていくことが大切です。
特にお金が増えてくると、守るは大事になってきますので覚えておいてください。
使う
余計なことには使わない。
しかし、まったく使わないのは違います。満足度が高められることにお金を使えるようにすることが大切です。
まとめ
今の世の中は本当に便利になったなと感じています。
私は今海外に住んでいますが、海外に居ながらいろいろな情報を簡単に入手でき、すぐに実践行動に移せる。
私が就職したてのころにはこういったことは一般的ではありませんでした。
正直もっと早く知りたかったと言うのが本音です。
この記事はタイ駐在中から始められることが何か無いかずっと考えてきたことを少しずつ具現化していった過程をまとめたものとなっています。
人それぞれ考え方や、目標、また目標に向かうプロセスは異なりますが、こんな考え方や方法もあるんだという感じで捉えていただければと思います。
そして、もし共感いただけたら即行動あるのみです!
皆さん、人生まだまだ長いです。一緒に経済的自由(Financial Freedom)を目指して頑張って行きましょう。