そんな疑問質問にお答えします。
2022年3月11日から日本への入国に必要な項目が変更になっています。
次々変わる入国規制や隔離の情報の中で、いざ帰国するときに間違ったり、資料が無いことで時間がかかったりするのは辛いですよね。
そこで、実際に一時帰国したとき(2022年3月時点)のことを、まとめていきます。
ワクチン接種状況による違いと隔離
接種したワクチンの回数、種類によって、空港内での検疫手続きに違いは無いようでした。(全員が同じステップ)
違いがあるのはここからになります。
空港で行われるPCR検査結果が陰性である場合に限り、ワクチン接種回数によって変わってきます。
【三回目接種済みの人】
- 空港から公共交通機関の利用が可能
- 政府指定ホテル隔離無し
- 自宅等での自主隔離無し
【三回目未接種の人】
- 到着後24時間に限り、公共共通期間の利用が可能
- 政府指定ホテル隔離無し
- 自宅等の出の自主隔離7日間(ただしPCR検査結果を提出すれば4日目から隔離不要)
自主隔離を求められる人は「MySOS」というアプリ経由で、1日数回
・GPSを用いた居場所確認
・本人とその周囲の写真撮影
・毎日の体温などの報告
が必須となります。
必要書類はこれ
必要書類
- 質問票
- 誓約書
- 陰性証明書
- ワクチン接種証明書
提示書類として覚えておいた方がいいなと思ったのはこちらです。
ポイント
- 事前に質問票の入力を済ませて厚生労働省QRコードを取得しておく
- 質問票や誓約書は年齢に関係なく確保する必要がある
- ワクチン接種証明書を確保しておく(タイで接種しているならワクチンパスポートを入手)
- 陰性証明書を確保し、印刷しておく
- エアチケットは日本の空港を出るまで捨てずに保管しておく
- MySOSというアプリを入手し入力を済ませておく
①質問票
質問票はチェックイン時に紙をもらい記入することで対処可能ですが、厚生労働省QRコードを入国前に得られるため、web経由で入力しておくのがお勧めです。
ポイント
紙に記入して入国すると、日本入国後に係員が提示するQRコードをスマホで読み込み、下記のURLに飛んでデータ入力をすることになってしまいます。紙に記入しなければいけないため無駄な時間を使ってしまいます。
生成されたQRコードは画面キャプチャーでスマホに保管しておいてください。
質問票は入国する人全員分が必要です。(幼児も)
絶対に取得しておいてください。
②誓約書
誓約書は質問票と同じく、チェックイン時に紙を入手できますが、家族全員分を用意する必要があります。
③陰性証明書
陰性証明書はタイ国内の病院で発行してもらいます。
スマホで提示しても問題ないとのことでしたが、ワクチン証明書と同様「印刷の方がいい」とのことです。
④ワクチン接種証明書
接種した国で事前に取得しておいてください。
タイ国内でワクチンを接種された方が準備するもの
- ワクチンパスポート
- アプリによる証明
どっちの証明書がベスト
係員の方が言うには、紙媒体(ワクチンパスポート)とのことです。
着陸後の手続き
到着後の主な手続きの流れは下記の様になります。
全17STEPで説明
着陸後ドアオープン
step
1検疫順番が決まるまで機内待機
この時、トランジット客がまず機外へ
機外へ
step
2資料事前確認用待機場所へ
徒歩で移動します。
step
3待機場所で待機
パイプ椅子が用意されています。
step
4資料事前確認
アルバイトっぽい方が確認します。
移動
step
5係官による最終確認
移動
step
6PCR検査
受付に行くと、パスポートにバーコードを貼り付けられます。
(バーコード下4桁の番号を使って、検査結果判定が知らされます)
日本のPCR検査は、唾液タイプです。
移動
step
7厚生労働省QRコードの提示
質問票入力の完了証明するためだけのQRコード
このQRコードは空港検疫が完了するまで利用します。
空港を出てしまえば不要になります。
コード作成は、特定URLへ移動⇒個人情報の入力⇒QRコード発行でできます。
スマホやPCで質問票のURLから必要データをあらかじめ登録することでQRコードが発行されることだけわかっていれば大丈夫です。
コードを写真や画面ピクチャーでスマホに残し、係官に提示すればOKです。
(事前にインストールとデータ入力をしておいた方がいい)
step
8隔離期間判定
ここで質問されることは
- どこから来たのか?
- ワクチン接種状況を提示
(接種回数、接種証明書でどのワクチンを接種したか、ワクチンパスポート、証明アプリ等)
応対後すぐ、担当者によって政府隔離、自宅隔離の要否が判断され、説明担当者のところへ移動します。
step
9隔離期間中の注意事項説明
期間中の報告は「MySOS」というアプリで行います。
前述したQRコードと同様に、事前登録しておくと進みが早いです。
ここに注意
同じ名前のアプリがAPP、Google Playストアにありますので間違えないようにしてください。
当たり前ではありますが、間違えてしまうと係官に再登録を求められます。
こちらのPDFファイルに掲載されたアプリをダウンロードすれば間違いありません。
登録手順も記載されているので見ながらやれば難しくありません。
移動
step
10PCR検査結果待機場所の受付
この受付でも全ての書類を担当者に提示する必要がありました。
エアチケットの提示を求められるので捨てずにおいてください。
step
11PCR検査結果待機座席通達の受付
待機する座席番号が伝えれられ、その場から離れないように指示されます。
「〇〇〇〇番(バーコード番号)の方は全ての荷物をもって移動してください」というアナウンスがあったら移動します。
移動
step
12検疫終了を示す色紙受け渡し
移動
【ここからはいつもの流れ】
step
13いつもの検疫ブースに合流
step
14係員に先ほどの色紙を提示し通過
移動
step
15イミグレーション
自動化ゲートの利用可能
注意点
自動車免許の再交付や免税のお買い物をする方は、パスポートに入国日が記録されている必要があるので、スタンプを押してもらってください。
移動
step
16荷物受取
step
17税関
到着してからここまで約3-4時間くらいでした。
まとめ
所要時間は到着空港や個人差によっても変わると思いますが、フライト後のこの時間はそれなりに辛いものです。
初めからこれくらいの時間がかかるとわかっていれば、多少は気持ちも違うかと思い情報を共有しました。
参考になれば幸いです。