海外駐在を終えて、日本に帰国する際、すぐに契約しなければいけないのが日本の携帯キャリアです。
ですが、最近のスマホ料金事情は大激変が起こっており、どの会社、どのプランがお得で自分に合っているのかを急いで判断するのは難しいですよね。
そこで、予めスマホ料金の現状を理解しておき、日本に帰国後すぐに契約できるようにすれば、プラン選びで失敗することなく契約を行うことができます。
この記事を最後まで読めば現在の日本のスマホ料金事情が見えてきます。
プラン選びの正解
先に結論から言ってしまうと、下記になります。
- NTTドコモユーザー→ahamo
- KDDIユーザー→pavo
- ソフトバンクユーザー→LINEMO
これらは大手キャリアのオンライン専用プランです。
店鋪対応不可、不要なサービスを排除した割り切ったプランだからこそできる低価格でメインブランドにも劣らない通信を提供しています。
重要なのはのこの「割り切った」のところ。
デメリットが自分にとって「不要」と思えれば、悩む必要なくオンライン専用プランを契約するべきです。
メリットデメリットについては後ほど解説します。
最近の日本のスマホプランってどうなってる?
政府からの要請が効いたかはわからないですが、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは各社値下げを行なっています。さらの同3大キャリアは2021年3月から20GBで2,000円台(税抜き)のプランも出しており、かなりお得になっています。
新規で契約する人も、大手キャリアとの契約を残している人も料金プランの再検討の時期に来ていると言えます。
新料金プラン(20GBプラン)
今まで格安プランの代表格と言えば「格安SIM」だったと思いますが、最近では3大キャリアからオンライン専用プランとしてかなりお得なプランが発表されました。
もちろん5Gに接続可能でデータ容量は20GBと中容量のプランとなっています。
【中容量プラン】
キャリア | プラン | データ容量 | 料金(税込) | 割引オプション | 国内通話 | 通話定額 | 通話定額 | 海外ローミング | データチャージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(5G対応) | 20GB | 3,278円 | ー | 22円/30秒 | 無料(5分) | 1,100円 | 追加料金無で使用 可 | 550円/1GB | |
(5G対応2021年夏予定) | 20GB | 3,278円 | データ使い放題:220円/24時間 | 22円/30秒 | 550円(5分) | 1,650円 | 未定 | 550円/1GB | |
(5G対応) | 20GB | 3,278円 | LINE使い放題 | 22円/30秒 | 550円(5分) | 1,650円 | 未定 | 550円/1GB |
メリット
- 以前の20GB定額プランと比較すると約半額と安い
- 最新の高速ネットワーク通信5Gが使える
- 「ahamo」は海外でも使用可能
デメリット
- 留守電サービスが使用不可
- キャリアメールが使用不可(@docomo.co.jpなどのアドレスメール)
- 家族割は非対応
- 契約はネットのみ
- 店鋪が無いため店鋪サポートが受けられない
- データチャージ料金が高い
これだけ見るとデメリットが多く、どこがおすすめなの?と思いたくなりますが、私的にはデメリットはさほど気にならない内容です。
このようにほとんどのデメリットは許容できてしまい、メリットの方が断然大きいと私は考えます。
大容量プラン(無制限プラン)
次に大容量プランについて解説します。
このプランは先ほどの新料金プラン(20GB)では足りない。という人向けです。
こんな人におすすめ
- ネットワーク容量制限を気にしたくない
- テザリングを利用し他の機器のネットワークも接続したい
- 家族割引を利用したい
- 留守番電話サービスを利用したい
以下にて3大キャリアと楽天の代表プランを解析していきます。
キャリア | プラン | データ容量 | 料金(税込) | 割引オプション | 国内通話 | 通話定額 | 通話定額 | 海外ローミング | データチャージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5Gギガホプレミア (5G対応) | 無制限 | 7,315円 | 3GB以下は5,665円に | 22円/30秒 | 770円(5分) | 1,870円 | 1,078円/24時間 | 必要無 | |
使い放題MAX5G (5G対応) | 無制限 | 7,238円 | 3GB以下は5,588円に | 22円/30秒 | 880円(5分) | 1,980円 | 1,078円/24時間 | 必要無 | |
メリハリ無制限 (5G対応) | 無制限 | 7,238円 | 3GB以下は5,588円に | 22円/30秒 | 880円(5分) | 1,980円 | 3,278円/24時間 | 必要無 | |
Rakuten UN-LIMIT VI (5G対応) | 無制限(au回線は5GB) | 3,278円 | 1GBまで:0円、3GBまで:1,078円、20GBまで:2,178円 | 22円/30秒 | Rakuten Linkアプリ使用時無料 | Rakuten Linkアプリ使用時無料 | 2GBまで追加無 | 必要無 au回線は550円/1GB |
小容量プラン(3〜7GBプラン)
次は小容量のプランです。
このプランはネットは少しの電話通話とLINEくらいできればいいという人向けです。
こんな人におすすめ
- 「5G」はまだいらない
- そこまでネットワークを使わない
- 前述した新プランのデメリットを許容できない
さらに、とにかくネットワークの使用容量を少なく、安くしたい人には「UQモバイル」、「ワイモバイル」、更にお得な「ヤングモバイル」がおすすめです。
キャリア | プラン | データ容量 | 料金(税込) | 割引オプション | 国内通話 | 通話定額 | 通話定額 | 海外ローミング | データチャージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5Gギガライト(5G対応) | 7GB | 6,765円 | 1GBまで:3,465円、3GBまで:4,565円、5GBまで:5,665円 | 22円/30秒 | 770円(5分) | 1,870円 | 1,078円/24時間 | 550円/1GB | |
ピタットプラン5G(5G対応) | 7GB | 6,765円 | 1GBまで:3,465円、4GBまで:5,115円 | 22円/30秒 | 880円(5分) | 1,980円 | 1,078円/24時間 | 550円/0.5GB | |
ミニプラットプラン+(5G対応) | 3GB | 5,478円 | 1GB以下:3,273円、2GB以下:4,378円 | 22円/30秒 | 880円(5分) | 1,980円 | 3,278円/24時間 | 550円/1GB | |
UQモバイルくりこしプラン | 3GBプランS | 1,628円 | 未使用データ容量翌月自動くりこし | 22円/30秒 | 770円(10分) | 1,870円 | データ通信非対応 | 550円/0.5GB | |
ワイモバイルシンプルプラン(5G対応) | 3GBプランS | 2,178円 | ー | 22円/30秒 | 770円(10分) | 1,870円 | 2,980円/1日(25MB以上) | 550円/0.5GB |
まとめ
今回は海外から本帰国した時に必要となる日本の通信キャリアはどのプランを選んだらいいか解説しました。
最近は5Gが出てきたことと、値下げの波が来ていることで、どれを選ぶべきかなかなか難しいと思います。
しかも、格安SIMの台頭によりますます難しくなってますよね。
日本に帰ってから焦らない様に、また毎月かかってくる固定費だからこそ自分に一番合ったお得なプランを帰国前に見ておく方がいいと思います。
個人的には、docomoを契約したまま海外赴任をしている人は一時帰国のときに「ahamo」に切り替えてしまうのもアリかと思います。
「ahamo」であれば海外ローミングがそのままの金額で使えるので、タイに旅行に行く場合でもそのまま使えます。
私も次回の一時帰国のときに契約切替をしてこようと思っています。
ただ、一時帰国がいつになることやら。。。
タイへ旅行の際は事前に契約済みSIMを購入しておくのがおすすめ
お得な2枚セット!【AIS】タイ プリペイドSIM 8日間 データ通信無制限 100分無料通話つき