そんな悩み、疑問にお答えします。
結論から言うと、各証券会社とも途中からでも上限40万円を使い切れるようにボーナス設定や増額設定の救済方法を用意しています。
なので今から始めても問題ありません。
つみたてNISA(少額投資非課税制度)とは?
年間購入金額上限を40万円として、そこで得た利益に対して通常かかってくる税金を免除する制度です。
詳しくは金融庁の説明を読んでください>>
ですが毎月積立られる金額には上限があります。
毎月積立:40万円÷12ヶ月=33,333円
毎日積立:40万円÷その年の営業日数(2021年は245日)=1,632円
つみたてNISAの枠は毎年1月にリセットされるため、翌年は新たに40万円の枠が発生します。
しかし、前年使い切れなかった枠を翌年に繰り越すことが出来ないため、資金に余裕がある場合40万円使い切るのが良いとされています。
仮に10月から始める場合、毎月積立で普通に積立すると3ヶ月間で99,999円となります。
これでは約30万円の枠が無駄になってしまいます。
ですが、この30万円分をボーナス設定、増額設定をすることで枠を使い切ることが可能です。
上限金額のみの 積立をした場合 | ボーナス月設定を利用して 積立した場合 | 10月から増額設定を利用して 積立した場合 | |
9月 | 口座開設 | 口座開設 | 口座開設 |
10月 | 33,333円 | 33,333円 | 33,333円 +100,000円 |
11月 | 33,333円 | 33,333円 | 33,333円 +100,000円 |
12月 | 33,333円 | 33,333円 +300,001円 | 33,333円 +100,000円 |
合計 | 99,999円 | 400,000円 | 399,999円 |
各証券会社の設定方法
つみたてNISAを取り扱っている人気の証券会社
増額は「何月」に設定するのは良いのか
ボーナス月設定は年2回であれば、どの月でも設定が可能です。
何月に設定?
- 資金に余裕がある賞与支給の月
- 今までの統計から株価指数が下がりやすい月
つまり、支払金額は上限金額内であれば任意のため、仮に毎月1万円を設定しボーナス月に増額設定+14万円×2回を設定して年間40万円にすることも可能なわけです。
パターン1 | パターン2 | パターン3 | |
毎月の 積立金額 | 33,333円 (上限) | 10,000円 | 30,000円 |
ボーナス月 (年2回) | なし | +140,000円 | +20,000 |
合計 | 399,996円 | 400,000円 | 400,000円 |
まとめ
つみたてNISAは長期で資産運用をするのにとてもお得な制度です。
今年も残り少なくなってきましたが、まだまだ始めるのに遅いということはありません。
つみたてNISAでの資産運用を検討してみるのはいかがでしょうか。
※海外在住の方は、日本の証券会社に口座開設することができないので、帰国後すぐ開設するのがおすすめです。